【栽培地における注意点】
●和綿は、太陽が大好きな植物で、日照時間が重要になってきます。東北以北や日本海側でのワタ栽培は、日照時間の短さから、育だちにくい可能性があります。
●和綿の露地での栽培北限は、昔の記録では、宮城県仙台市や新潟県などの海に近い地域で、夏の暑い地方となっています。昨今の温暖化などで変わってきています。
●宮城県でも内陸の標高の高い地域での露地での栽培は難しい可能性もあります。
●東北以北で、プランターで栽培する場合、秋以降気温が下がってきたら、室内やハウスに入れる等の保温の対策が必要です。
●西日本(日本海側)の積雪や降雨の多い地方では、秋までに出来たコットンボールがうまく乾燥せず、はじけないで腐ってしまう場合があるので、上記のようにプランターを室内に入れます。
又、コットンボールが付いているワタの木を、根ごと土から引き抜き、雨のかからない所に吊り下げておくとドライフラワーのように乾燥するにつれ、コットンボールが自然と割れて、中からワタが吹き出てきます。