布ナプキンコンテンツ
2. メイド・イン・アースの布ナプキンについて
2-1.メイド・イン・アースが布ナプキンを作り始めたきっかけ
一人のお客様の声から始まりました
メイド・イン・アースが布ナプキンを作り始めたのは、1999年。
まだ日本で布ナプキンを見かけることがほとんどなかった頃のことです。
きっかけは、お客様からのお問い合わせのお電話でした。
「布ナプキンを作っていませんか。なければ、ぜひオーガニックコットンで作ってほしいのです。」
当時、スタッフも「布ナプキン」という言葉を聞いて、すぐに生理用品のことだと結びつかなかったそうです。
お話を伺ううちに、デリケートな肌の方が使い捨てナプキンで違和感を覚えたり、ムレや肌あたりが気になったりして、オーガニックの布で手づくりして使っていることを知りました。
そして、そうした方にとって、安心して選べる製品がほとんどないことも見えてきました。
素材のことを大切にしてきたメイド・イン・アースにとって、その声は偶然の問い合わせではなく、つくるべき理由を教えてくれる声だったのだと思います。
布ナプキンは、ただ新しい商品として始まったのではありません。
肌にふれるものを、もっと丁寧に選びたいという切実な声から生まれた製品です。そこに、メイド・イン・アースらしさの原点があります。
2-2. 純オーガニックコットンとは
オーガニックコットンとの違い
オーガニックコットンとは、農薬や化学肥料を使わずに育てられた綿のことです。
畑で育てられた原綿の段階では、たしかにオーガニックであっても、その後、糸になり、生地になり、製品になるまでの工程では、さまざまな加工が加わることがあります。
メイド・イン・アースでは、その原綿の良さを、できるだけ最終製品まで残したいと考えています。
そのために使っている言葉が、**「純オーガニックコットン」**です。
これは、原料がオーガニックコットンであるだけでなく、糸や生地、縫製、製品化の工程においても、できるだけ化学的な処理に頼らず、コットン本来の風合いを活かして仕上げたものを表す、メイド・イン・アース独自の考え方です。
ふんわりとしたやわらかさ、自然なあたたかみ、綿そのものが持つ吸水性。
そうしたものは、原綿の段階だけで決まるのではなく、その後の工程によっても大きく変わります。
だからこそ、メイド・イン・アースでは、最終製品になるまでの一つひとつの工程を大切にしています。
2-3. メイド・イン・アースの布ナプキンのこだわり
表面だけでなく、吸収体も、縫い糸も
メイド・イン・アースの布ナプキンは、肌にふれる表面の生地だけでなく、吸収体にも純オーガニックコットン100%のパイル生地を使用しています。
パイル生地は、タオルのように糸がループ状になっていて、ふっくらとした層をつくります。その層が水分をじんわり受け止める仕組みになっています。
また、縫い糸にも純オーガニックコットン100%の糸を使用しています。
縫製糸は、一般的には滑りをよくするために加工が施されることもありますが、メイド・イン・アースでは、そうした点にも配慮しながら、素材全体の一貫性を大切にしています。
布ナプキンは小さな製品ですが、見える部分だけで成り立っているわけではありません。
内側の素材、縫い糸、使い続けたときの風合いまで含めて、使い心地は決まります。
だからこそ、細部まで「何でできているか」に目を向けることが大切だと考えています。
2-4. 「素材だけオーガニック」と「最終製品までこだわる」ことの違い
その差は、使い心地にもあらわれます
最近では、「オーガニックコットン使用」と書かれた製品を見かける機会が増えました。
それ自体はとても良い流れです。原料にオーガニックコットンが使われることは、栽培環境や社会的な背景を考えても、大切な一歩です。
ただ、その一方で、原綿がオーガニックコットンであっても、その後の工程で化学糊、ワックス、漂白、染色、防縮加工、柔軟加工など、さまざまな処理が加わることがあります。
そうすると、綿が本来持っていた風合いや吸水性、ふっくら感が変わっていくことがあります。
メイド・イン・アースが大切にしているのは、「原料だけ」ではなく、「最終製品まで」を見ることです。
その違いは、ぱっと見ただけではわかりにくいかもしれません。けれど、肌にふれたとき、洗って使い続けたとき、毎月くり返し使う中で、少しずつ感じられる違いになると考えています。
布ナプキンのように、肌に直接ふれるものだからこそ、その違いを大切にしたい。
それが、メイド・イン・アースの布ナプキンづくりの基本姿勢です。
2-5. 天然コットンの風合いを布ナプキンに残すということ
つけた瞬間の「気持ちいい」を大切に
メイド・イン・アースの布ナプキンは、漂白や染色などの化学的な処理を行わず、コットン本来の色や風合いを活かしています。
きなりは白い綿の自然な色、茶は茶色のカラードコットンそのものの色です。染めていないからこそ、綿がもともと持っているやさしい色合いがそのまま残ります。
また、製造工程でも、コットンが本来持っている自然な風合いをできるだけ損なわないよう、自主基準を設けてものづくりを行っています。
そのため、つけたときに「わあ、気持ちいい」と感じていただけるような、やわらかさやあたたかさにつながっているのだと思います。
布ナプキンは、機能だけで選ぶものではなく、毎月のからだにふれるものです。
だからこそ、数値では表しにくい「風合い」や「やさしさ」を、きちんと残すことに意味があります。
2-6. 素材解説
生地・吸収体・縫い糸・スナップまで
メイド・イン・アースの布ナプキンには、それぞれ役割のある素材が使われています。
平織起毛生地

肌にふれる表面には、オーガニックコットン100%の平織起毛生地を使用しています。やさしい肌あたりと、ほんのりとしたあたたかみが特徴です。無漂白・無染色のため、表面に綿の葉のかけらのような小さなつぶつぶが見えることがありますが、これは汚れではなく自然の素材由来のものです。洗っていくうちに少しずつ落ち着いていきます。
吸収体(パイル生地)

内側には、オーガニックコットン100%のパイル生地を重ねています。ループ状の糸が空気を含みながら、水分を受け止めるため、布ナプキンにとって大切な吸収の役割を担っています。
縫い糸

縫い糸にもオーガニックコットン100%の糸を使用しています。見落とされがちな部分ですが、こうした細部まで素材をそろえることで、製品全体の一体感が生まれます。
スナップボタン

留め具にはプラスチックボタンを使用しています。金属ではないため、金属アレルギーの方にも配慮した仕様です。必要な機能性を持たせながら、できるだけ安心して使える部材が選ばれています。
リボンテープ

リトル布ナプキンやスリム布ナプキンに使う杉綾テープも、純オーガニックコットン100%です。目立たない部分まで丁寧につくられていることが、メイド・イン・アースらしさにつながっています。
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