和綿ダブルガーゼハンカチーフ【鷺草柄】
きなり/無染色・茶/無染色
ピンク/茜染・グレー/ログウッド染
和綿を次世代へつなごう!
日本の在来種“和綿”を守り、残していくため、メイド・イン・アースが2003年から取り組んでいる「和綿の種ひろがるプロジェクト」から生まれた、大きな夢がたっぷり詰まった和綿のハンカチです。
「和綿」と、「オーガニックコットン」をミックスし、二重に織られたガーゼ生地が素肌に優しいのが特徴です。コンパクトで薄手ながら丈夫で、実用性にもとても優れています!
吸湿性、弾力感にすぐれた和綿としなやかなオーガニックコットンのそれぞれの糸の持つ特徴を併せ持った独自の風合いをお楽しみください。
世田谷区の花、鷺草(さぎそう)をモチーフにし、絵画家「福田 勝」デザインのオリジナル柄をちりばめたナチュラルな雰囲気に。
鷺草(さぎそう)は、鷺が羽根をひろげたような形の爽やかな夏の花です。
ジャガード織で柄を表現しているため、表裏は色が反転し、2パターン楽しめるのも嬉しいポイントです。
コットンそのままの色「きなり」「茶」が仲間入り
今回新たに清潔感のある「きなり」、優しい色合いの「茶」のカラーバリエーションが誕生しました。
ストーリーがあるハンカチはギフトにも◎
かつて日本でも盛んだった綿栽培も現在は統計上0%。衣食住の「衣」を支える貴重な天然素材の綿を、自分たち(国内)で有機栽培し、モノづくりをしてその製品を使う暮らしの復活を目指しています。
種というのはとても重要で、「撒いて収穫して種をとる」行為を繰り返してゆかなければ、種はいずれ無くなります。ずーっと種のまま取っておくことができないのです。腐ったり、発芽しなくなったりするからです。
種を守るということは、育てては収穫してゆくことなのです。
私たち日本人が着ているコットンは、すべて外国産です。昔は日本でも栽培されていました。
和綿は日本の気候風土にとても合っています。そんな和綿を少しでも身につけたり、栽培したりすることで、種を守って行きながら、暮らしにちいさな花を咲かせてゆけたらと思っています。
ぜひ、和綿のハンカチをご愛用ください!
天然の色合いの4色からお選びいただけます
天然の色合いを大切に
きなりは同色で柄を織っているため、一見無地に見えますが、表面に凹凸で模様を作っており、レーシーで上品な仕上がりです。
ふんわり優しい色合い
茶はペルー産のオーガニック茶綿を使用したナチュラルなブラウンカラーです。
やわらかなピンク
ピンクを染めている茜は日本、朝鮮、中国、台湾に自生している多年草のつる性の草。その茜の根を煮だして染料を作る茜染は古代から用いられた染色方法です。
優しく鮮やかな色合いが特徴で、見ているだけで優しい気持ちになれます。
シックなグレー
グレーを染めているログウッドはメキシコが原産のマメ科の植物。
アメリカの先住民族が伝統的に使用していた染料で、古くから薬用や衣類の染色に使われています。コットンのガーゼの風合いに植物の自然で深みのあるグレーがシックで気分も高まります。
ネームタグもオーガニックコットンを使用しているのでやわらかなハンカチの肌ざわりを妨げません。(きなり、茶のタグは新しいデザインです。)
和綿のたねを守ってゆき、生活の中でコットン栽培を身近なものに感じていただくのがコンセプト!
和綿の種 ひろがるプロジェクト「HOME GROWN」
メイド・イン・アースが2003年から取り組んできた「和綿の種ひろがるプロジェクト」は、途絶えていた和綿栽培の復活を目的にしながら、生活の中に取り入れながら、栽培の楽しさ、ものづくりの大切さをお届けしたいと考えています。
そして、和綿の持つ特徴を生かした製品づくりを最終的に目指してまいりました。
和綿というのは繊維長が短いため、手紡ぎや手織には適していますが、紡績や織の機械にかけることが難しい繊維です。
この和綿のハンカチは、世田谷区の農家で丹精込めて栽培した吸湿性、弾力感のある和綿と、アメリカの農場で特別に栽培されているアルティメイトピマのオーガニックコットンをブレンドすることで、繊維の長さに変化を出し、紡績機や織り機にかかるようにしました。
それぞれの糸の持つ特徴を併せ持った独自の風合いが楽しめる仕上がりになっています。
日本のコットン「和綿」
和綿(綿)は、500年ほど前に大陸から渡ってきたタネが全国にひろがり、各地の気候風土にあった在来種として日本に定着しました。
和綿は、繊維長が短いので、紡ぐと太くふくよかな糸となるため、織り上げた生地は洋綿に比べ厚手でふっくらとした風合いに仕上がり、保温性や吸湿性に富むなど、四季のある日本に適しています。
当時の衣服の素材は、身分の高い人は絹を、一般庶民は麻や葛、楮等の樹皮を繊維として使用していましたが、冬の寒さを凌ぐ和綿は重宝され定着してゆきました。
明治の中頃に全盛期を迎えていた和綿の栽培は、近代的機械化により国産綿だけでは供給が追いつかず、外国からの輸入綿への依存が高まり、明治29年に輸入綿花にかけられていた関税が撤廃されたことで、和綿は急速に衰退への道を辿ることとなりました。
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